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〜58〜 ページ13

〜病院にて〜



優里亜「おばさん…快人は?」

快人 母「…………。」



今でも泣きそうな顔をしながら首を振っていた



優里亜「え?」




私は病室の中に入り、眠っている快人くんの横に立つ

その横にみんなが並んでいた



「快人くん…ごめんっ、


約束…また破っちゃった、、っ」



私は一粒の涙を流した







アナウンス「金賞は…松並学院高校」


〈キャーーー!!!!〉







優里亜「快人……ごめん」


部長「俺たち、もう同好会だわ」




周りのみんなも涙を流していた




「また、私のせいでっ、ごめんなさい…っ…」



私は思わずその場でしゃがみこんでしまった



私が “ ハナミズキを歌いたい ” って言ったから


合唱部を守るためには合唱曲の方がよかったのかな


もうどんな顔してみんなと接すればいいのかわからない





快人「…………っ。」


真琴「快人くん…?」


快人「……聞こえてた……お前らの……歌

……ありがとう」



ついに私も幻聴幻覚が見えるようになったのか

立ち上がるとそこには目覚めた快人くんがいた



優里亜「快人…」


里奈「もう心配したんだから!」


宮崎「もうビックリさせないでよ」



桜庭「俺はこうなると予想してたけどね!」

美子「嘘つくな!」

成実「奇跡だ!」

アンドリュー「確かに!」



真琴「また、一緒に歌お?」

快人「あぁ」



みんなの目には涙が溜まっていた



快人「泣くなよ」

「ゔっ…うっ…っ…」



快人くんはか弱い力で私の腕を引っ張り、

ベットの方に私の身体を近ずけた



快人「泣きすぎだって…ほら、目が腫れてる」

「ゔっう…っ……快人くんのせいだからね!」



快人くんは無理しているはずなのに、

私の方に手を伸ばして、涙を拭いてくれている



「これ以上…心配かけないでね」


快人「ん、悪かったよ。

…っでも、今は俺の方が心配」


「…っえ?」


部長「ゴホッゴホッ」

美子「私らいること忘れないでくれる?」

桜庭「目覚めて早々いちゃいちゃすんな!」


「いちゃいちゃ……???」



みんなは自然と私の方を見て、

クスクスっと笑っていた

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ティラミス(プロフ) - おフランス出身さん» リクエストありがとうございます!リクエスト内容承知致しました🫡移行後にすぐ投稿させていただきますね! (2022年9月23日 12時) (レス) id: 94beafd39a (このIDを非表示/違反報告)
K A.(プロフ) - そうです!作者さんの書くお話が好きなので設定はお任せします♡ (2022年9月7日 2時) (レス) @page47 id: ff6a8b7ce8 (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - K A.さん» リクエストありがとうございます!宮崎くんと夢主ちゃんのお話が見たいとのことでよろしかったでしょうか?? ちなみにどういう設定にいたしましょうか? (2022年9月6日 12時) (レス) id: 94beafd39a (このIDを非表示/違反報告)
K A.(プロフ) - 楽しく読ませていただきました!短編のリクエストなのですが、祐くんとの話が読みたいです!よろしくお願いします! (2022年9月5日 19時) (レス) @page47 id: ff6a8b7ce8 (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - かずみんさん» はじめまして!コメントありがとうございます!!そう言っていただけてとても光栄です!下記の返信にもある通り、続編については再度検討中です。これからもこの作品をよろしくお願いします🙇🏻‍♀️ (2022年8月21日 11時) (レス) id: 94beafd39a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティラミス | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年9月16日 18時

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