レンタル救世主～その後の続き～season2 (ページ38)

今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:21,183 hit

特別編～路上&車～ページ38

あれからショッピングモールの中をぐるぐると

お店をよりながら

丁度一周をしたところで…

貴方「もう夕方だ…あっという間！」

葵「じゃあ帰るか」

貴方「うん、そうだね！…あ、持つよ？」

手を繋いでいない右手には

服やら食器やら

とにかくいっぱい袋を持っていて重そうに見えた

葵「いや…いい」

貴方「なんか間があったけど…？」

葵「……。」

貴方「いいよ、持つ！」

葵「車まであと少しでつくからいい」

貴方「でも疲れてるでしょ？それに重たそうに見えて仕方がないんだけど！！」

葵「A」

貴方「なんですかー」

葵「うるさい」

貴方「うるさk……。」

何か唇に当たってる…？

目の前は…

ドアップの葵くんの顔！？

路上チューじゃん！！！

葵「………。」

貴方「……も、もう、心臓に悪いんだからね！」

やっぱり重たそうな荷物を一つ奪い、

手を繋いでいない反対側の手で持つ

葵「…ハァ…お前はまだうるさい奴だな」

貴方「うるさくないし！はい、車の鍵開けて！」

ガチャッ

貴方「じゃあどうする？夜ご飯、外食にするか…家か」

葵「俺はどっちでもいい」

貴方「じゃあ家にしようかな！なんか落ち着かないし」

葵「じゃあ家に帰るぞ」

貴方「はーい」

葵「………。」

“家に帰る” と言っても、車を出発させない葵くん

貴方「おーい、葵くん？大丈夫？」

葵「何だ」

貴方「何だじゃない！家に帰るんじゃn……んっ」

さっきのように黙らせるように

唇と唇を合わせ、

だんだん深くなる

貴方「あ…お、い……く…」

息が苦しくなり、

葵くんの手をギュッと握る

貴方「……どうしたの？」

葵「いや…たまたまそうゆう気分だっただけだ。」

そう言って葵くんは車を走らせた