レンタル救世主〜その後の続き〜season2

特別編〜お出かけ＝デート？〜 ページ37

“じゃあ行くか”と行って彼は車を走らせる




私は新たな発見をしてしまった

それは…




・車の免許を取っていたこと


・自分の車を持っていること




葵くんは車の話とかはしない


だから…というのか？


車を持っていたこと、免許を取っていたことは

知らなかった…



葵「大丈夫かー…」


貴方「………」


葵「おい…」


貴方「………」


葵「おい。A」


貴方「…は、はい！？なんでしょうか！？」



丁度信号が赤だったらしく、青に変わり


運転しながら彼は言う



葵「大丈夫か？…放心状態だしなぜか敬語。」


貴方「ごめんごめん！何かあった？」


葵「それはこっちの台詞だ。悩みを抱えてるのか」


貴方「いや？そんなことはないけど…」



“いつもの葵くんじゃない！！”


なーんて、言えるわけないよー(泣)



葵「何かあったら頼れよ。いつでも受け止めてやるから」


貴方「うん。なんか心配かけちゃったね？ごめんね？」


葵「いや、そんなことはない。」



車を走り続けて30分


大きなショッピングモールに到着



貴方「ねぇ、葵くん」


葵「なんだ」


貴方「何から見る？服とか？」


葵「そうだな…Aが見たいところを見ればいい」


貴方「んー…じゃああのお店見たい！」




いつもは手を繋いでくれるのに

キャラが変わってから何にもしてくれていない



葵「じゃあ行くぞ」


貴方「あ、うん。」



貴方「ねぇーねぇー、葵くん！この服どう？」



私は自分のところへ服を合わせ



葵「……こっちだな。」



葵くんの好みなのか、2つの選択肢から

1つの服を指差す


貴方「よし、買えた〜！選んでくれてありがと。」


葵「そうか。…次、行くぞ」


貴方「ぅえ！？…う、うん」



お店を出たところで、歩いているといきなり

葵くんが指を絡ませ握る


“ 恋人繋ぎ ”

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