レンタル救世主～その後の続き～season2 (ページ28)

今日:19 hit、昨日:3 hit、合計:21,188 hit

ご依頼72～彼の涙～ページ28

貴方「葵くん？」

葵「………。」

貴方「寝てるの？」

私が死ぬかと思っていたのか、
ボロボロ泣いていた葵くんがやっと泣き止んでから、一言も喋らず、寝ているかのように動きが止まった。

貴方「やっぱりさ、葵くんは私にとってヒーローだよ。
あの時、もし、私1人だけだったら殺されていたんだと思うんだ。
「「助けて」って言ったら絶対にすぐに助けに行く」

とか言ってさ、「助けて」って言わなくても助けてくれたんだし。

…ごめんね、「何かあっても大丈夫」とか言いながら、全然ダメだった。」

知らないうちに、目から涙が溢れていた。
涙が次から次へと流れ、
その涙は自分の薬指に光る指輪にポツリと一粒落ちた

貴方「…うぅ…。グスッ……」

自分の手で涙を拭くが、次から次へと涙が溢れる
おかげでもう濡れている

そんな時、

葵くんが私の手首を掴み、

葵くんの指と私の指で重ね合い

突然、キスをされた。

葵「………。」

貴方「んっ……」

唇と唇が離れると、

葵くんは微笑んで、

溢れる涙を一粒一粒、拭きあげた

葵「俺こそごめんな。依頼の場に行きたいことはわかっていたんだけど、Aを傷つけたくなくて。それで、止めようと動いた結果、喧嘩になっちゃって…俺、バカだよね！」

貴方「うん、バカ。」

葵「そこは正直なんだねー」

貴方「うん。でも、私はそうゆうところが好き」

葵「俺も好き！大好き！！」

貴方「ちょ、ちょっとシーっ！ここ病院だし、まだ朝だし」

葵「でも個室だからいいじゃん」

貴方「まぁ、いいけどさ、なるべく静かにね？」

葵「はーい！」

貴方「狭いけど、来る？」

そう言って、葵くんが入れるスペースを空ける

葵「うん」

葵くんは目を輝かせて、私の隣で横になる

葵「あったかい～」

貴方「でも、狭くない？？ギューギューじゃん」

葵「いいのー」

すると、後ろにいる葵くんから腕が伸び、

私の腰に腕を回す

葵「A、後ろに向いて？」

耳元で低い声が聞こえ、

後ろを振り向く

貴方「ん？なっ……」

振り向いた途端、

後ろから、キスが舞い降りた

ーーーーーーー

おっはー！！

「慎吾ママです！みんな…」

と言いたいところです

が！！

関係ありませんねw

改めて、おはようございます！

Ms.Sです！

名前を変えました！

さくりゅー2(ﾉﾉ_☆)→Ms.S

ただ、長いのはもう勘弁と思って変えただけなんですけどねー

ということで、よろしくお願いします！