レンタル救世主〜その後の続き〜season2

ご依頼69〜黒い闇〜 ページ25

貴方「恵美ちゃん！！！」

必死に揺さぶるが、意識を失ってるのか？

男性「フフッどうするのかな？前も後ろも挟まれてw」


「落ち着け私。何か方法があるはず」


ずっと自分に言い聞かせていた。


貴方「フフッ。仕方ないなー」

男性「……え？…消えた！？どこに行ったんだ！？！？」

貴方「こっちだよ。バーカ」


扉を開けて、相手を思いっきり蹴る


男性「痛いなー！！ふざけんなって！ バンッ」

バリーンっと近くにあったシャンデリアが割れ、

華麗に踊っていた人たちがキャーキャー行って逃げる


貴方「よかったー、パーティドレスにしておいて。普通のドレスだったら動きにくいし」

男性「うるさい！！」

貴方「銃を向けてるけど、私を撃てるの？どうせ撃たなくて脅しのくせに」

男性「あぁー！！！もう！！撃ってやる」

バンッ

貴方「本当に撃っちゃったかー…意外だわw」

男性「俺だって撃てるしー」

貴方「ちょっと待ってー、恵美を壁側に移動させないと危ないからー」

男性「待てるかよ。」

その言葉を聞き、髪留めを投げる

バンッ

貴方「残念！銃、どっかに飛んでっちゃったねーw」

男性「あーもう！！やってしまえ！」

貴方「よし、ここならだいじょうぶっ……い…痛っ」

後ろを見ていると、腹部にナイフが刺さっていた


貴方「………………全然大丈夫じゃなかったわ。」



なんであの時、

「いいよー、大丈夫だし」っと言ってしまったのか。

ただ、自分のことばかりで周りのことを全然見ていなかった。

お父さんから教わっただけで意地を張って。

そんな自分がバカみたい

今回は葵くんは助けに来てくれない。

私、1人でなんとかしないと！！


貴方「ふざけんな！！」


苦しみを相手にぶつけ、

周りにいた男はいつの間にか倒れて、

あと1人になっていた。

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