ＥＸＯ館

外の扉 ページ18

TOside


気付いたら外にいた



何か大事なことを忘れているはずなのに思い出せない




忘れたらダメなもの…なんだろう



タオが考え込んでいると後ろから声をかけられた




KR「……タオ？」



TO「隊長…？」



隊長抱きついてきて涙を流した



TO「隊長、どうしｔ」



KR「どうしたじゃないだろ！

急に居なくなって、こんな傷だらけで帰ってきて…」






え、傷だらけ？



不思議に思ったから自分のを見ると



自分の服ではなくて制服みたいなのを着てた




靴も履いてなくて素足で手も足も傷だらけだった



いつの間にこんな傷ついたんだろう




気付いていなかっただけで



足はとても痛い




あまりの痛さにタオも涙が出た




TO「うぅ…隊長〜」




KR「…家に帰ろう」



TO「待って、Aは！？Aはどこ！？」


タオはAを探しに行って、それから……


KR「一度落ち着け

Aはまだ行方不明だ」


TO「そっ……か」




タオは隊長に背負われて家に帰った

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