検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:925 hit

61話(無惨討伐後) ページ13

続きー


今、みんなは温泉に入っている。

わたしは入っていない。


混浴だと知って義勇さんが

「うちの子にはまだ早い!!」

と、今まで聞いたことのないレベルの大声で言ってきたからだ。
日が出てるからあまり入らないほうがいいのもあるが…。

足だけなら大丈夫だろうと、足だけ温泉に浸かっている。


「悪いねー、夜一緒に入ろうか!」

と、まきをさんが言ってくれる。

『ありがとうございます。』



義勇さんは端っこでしゅんとしている。

まきをさんにつっこまれるが、動かないようだ。


「A、人前で容易に裸になるような大人になるなよ。」

すごい真面目な顔をして言われる。
確かに、温泉とはいえ少し恥ずかしいかもな。

『そんなことしませんよ。』


「え?わたしたちバカにされてます?!」

須磨さんが大きな声でわたしたちに言う。

「俺の嫁はそんなはしたなくねーぞ!!」

宇髄さんもつっこむ。

「いや、そういうわけではない。」

「じゃあ、どーゆーわけだよこのやろー!」

義勇さんたちの言い合いが始まってしまった。

言葉足らずなところは相変わらずのようだ。


やっぱりあまり変わっていないのかもしれない。

でもそういうところが義勇さんのいいところだと思う。


『ふふっ』

わたしが笑うと、みんなも笑い出した。






とても楽しい思い出になった。

62話(鬼殺隊時代)→←60話(無惨討伐後)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年3月13日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。