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50話(鬼殺隊時代) ページ2

村での任務の後、善逸くんにあった。


「あ、Aちゃん。」

『あの、わたし、鬼と人間の子供なんです。だから血鬼術も使えて…。』

このことを知ったら、善逸くんはわたしを怖がるだろうか。

「んー、なんとなくわかってたよ。」

驚いた。わかってて、普通に接してくれていたのか…。

「音が違うんだ。」

炭治郎くんといい、みんな五感がいいのだろうか。

「でもAちゃんは優しい音がするから、他の鬼とは違うってわかるんだ。」

泣きそうだ。案外人って優しい人ばっかりなのかもな。

『ありがとう…。』

「うぇぇ?!ちょ、泣かないでよ!俺が泣かしたみたいじゃん!水柱にばれたら何かされるかも!!」

その焦った様子が、可笑しくて笑ってしまう。

それを見て安心したのか

善逸くんも笑ってくれる。


悪くないな。人間って、

51話(無惨討伐後)→←49話(鬼殺隊時代)



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作者名: | 作成日時:2022年3月13日 15時

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