【鬼滅の刃】鬼と人間の子【冨岡義勇】 (ページ10)

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9話ページ10

それから、2年ほどの月日が流れた。

わたしは水の呼吸を使えるようになった。

ただ、戦いでは極力伍の型を使おうと思った。優しい型だ。わたしは鬼に苦しんでほしいわけじゃない。出来るだけ、苦しまずに殺してあげたい。

鬼の力も扱えるようになった。

血鬼術は使わない方がいいかなと思っていたけど、義勇さんに

「それもお前の力だ。」

と言ってもらって、使おうと思った。わたしの血鬼術も鬼を苦しめないで殺せる。痛みなく優しく殺せるのだ。

義勇さんとは前よりも仲良くなれたような気がする。

義勇さんは忙しいから、ご飯はわたしが作るようになった。美味しいと嬉しそうに食べてくれて、とっても嬉しい。

任務もある程度は順調にこなせている気がする。鎹鴉とも仲良くなれた。

「カァー！！カァーー！！任務ーー！任務ーー！那田蜘蛛山へー！」