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6話 ページ7

「名前を聞いてもいいかな?」

『杜若Aです。』

「そうか。良い名前だね。」

「年はいくつかな?」

『14です。』

「そうか、まだ若い。なら1人で住むより誰かと一緒の方がいいだろう。刀の扱い方も知らなければならない。」

お館様は少し考えてこう言った。


「義勇に世話をしてもらおう。」


義勇さん、わたしをここまで連れてきてくれた人だ。でも彼は鬼狩りだ。半分鬼であるわたしを受け入れてくれるのだろうか。

「義勇はお話が少し得意ではなくてね。君と生活する過程で義勇も何か学べるかもしれない。」




「どうかな?義勇」

その時、ふすまが開いて義勇さんが入ってきた。ずっと聞いていたのか。

「お館様がそうおっしゃるのなら。」

と義勇さんはいった。了承してくれたようだ。


「少し大変かもしれないけど、刀の使い方も教えてあげてくれないかな?」

「御意。」

わたしは義勇さんに刀を教えて貰えるようだ。




「ではよろしく頼むね。」

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作者名: | 作成日時:2022年3月6日 21時

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