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47話 ページ48

わたしはあの後、愈史郎くんと仲良くなった。
ここまで普通に成長してきたが、鬼は鬼になった時点で体の成長が止まり、不老不死になるものだ。
もしかしたら、体の成長が止まるかもしれないとして、定期的に検査してくれるらしい。


義勇さんはお館様のところへ行っている。

この後一緒に炭治郎くんのお見舞いに行く予定だ。

今、わたしは義勇さんの育てである鱗滝左近次さんと義勇さんを待っている。

「お前がAか。」

『はじめまして。』

緊張する。なにを話したらいいんだろう。

すると、鱗滝さんはわたしの頭に手を置いて、

「よく頑張ったな。」

と言ってくれた。

あぁ、みんないい人なんだな。

『ありがとうございます。』



「待たせたな。」

義勇さんがきた。

そして、炭治郎くんの元へ向かう。


「義勇さん!鱗滝さん!Aさん!」

炭治郎くんと禰豆子ちゃんがこちらへくる。

「髪切ったんですね。」

義勇さんへ炭治郎くんが言う。

「変じゃないだろうか。」

「似合ってますよ!」

『2人とも元気そうでよかったです。』

「はい!ばっちりです!」

みんなで笑い合う。
これが、わたしの手に入れたかった幸せだ。

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作者名: | 作成日時:2022年3月6日 21時

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