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44話 ページ45

「おい!大丈夫か!おい!!」


目が覚めると、あたたかい朝日がわたしを照らしていた。ちょっと熱い。

目の前には黒髪の隊士。村田さんという人だったかな。


「無惨を倒した!!ついにやったんだ!!」

そういって泣きながらわたしを抱きしめてくる。

痛い痛い。初対面だよ?

『あの、義勇さんは』

「大丈夫。生きてるよ。」

よかった。生きてる。よかった。

『日陰に…』

「あぁ!君が血鬼術を使った子か!」

村田さんはわたしを日陰まで運んでくれた。

「手当てはしたけど、まだ動くなよ。」



「炭治郎が鬼にされた!」

義勇さんの声だ。行かないと。

「え、炭治郎が…!?っておいまだ動くなって!」

『行かないと…』

「仕方ない、俺が運ぶから!」


声の方へ行くと、義勇さんが炭治郎くんと戦っていた。

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作者名: | 作成日時:2022年3月6日 21時

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