【鬼滅の刃】鬼と人間の子【冨岡義勇】 (ページ38)

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37話ページ38

天井から何か降って来た。鬼か？

「久しいなァ。」

あれは上弦の参だ。
以前、炎柱を倒した鬼だ。

炭治郎くんが怒っている。

そして、戦いが始まった。

炭治郎くんの攻撃が当たる。
すごい…！上弦の参も驚いた様子だ。
だが、全然余裕そうだ。

「さあ、始めようか。」

義勇さんの攻撃が当たる。

さすが上弦、義勇さんでさえ決定打となる攻撃を与えられない。

少しでも気を抜いたら死ぬ。

『水の呼吸、伍の型干天の慈雨』

避けられた。

「その技も初めてみる！だが、その技はあまり闘志を感じられんなぁ。」

炭治郎くんはすでに少し食らっている。そこまでの怪我ではないが、大丈夫だろうか。

「破壊殺脚式流閃群光」

義勇さんに大技が来る…！
咄嗟に義勇さんの前に出る。

2人でも受け止めきれない！
このままじゃ、義勇さんの方が多くダメージがいく。飛ばされる中、わたしは義勇さんを前に出す。

壁に体が当たる。
少しは義勇さんの怪我を軽減させれただろうか。
ちょっとずれてしまったのか、義勇さんの背中から血が出ている。
わたしは頭を打ってしまった。というか体全体が痛い。

義勇さん、怒っている？いつもと様子が違う。

わたしの方をチラッとみる。

『行ってください。』

義勇さんは頷いて戦いへと戻った。

確かに義勇さんには変化があった。

とにかく、今は体を動かさなければ。