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36話 ページ37

鴉から、無惨襲撃の伝えが届く。

遂に始まってしまった。

義勇さん、炭治郎くんと共に走る。



爆発音が聞こえた。間に合わなかったようだ。


産屋敷邸につく。

1人の男が立っている。

あれが、鬼舞辻無惨。

全員が一斉に攻撃をする。



途端、地面が開いた。
わたしたちは落ちていった。








わたしは無事に着地できた。

下に落ちそうになった炭治郎くんを義勇さんが引っ張りあげる。

ここが無惨の拠点だろうか。



ほっとしたのも束の間、鬼が襲ってくる。

「ねじれ渦」
「流流舞い」
『干天の慈雨』

正直、複数人で戦うのに慣れていない。
義勇さんは炭治郎くんが何を出すのか、考えて技を決めているのか。それも一瞬で。


(義勇さんすごい…。僅かな動きで判断しているのか。Aさんもあんな殺意のある相手に伍の型で対応するなんて…!)

「行くぞ。」

そうしてわたしたちは鬼の方へ向かった。

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作者名: | 作成日時:2022年3月6日 21時

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