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30話 ページ31
善逸side
Aちゃんが普通の人間じゃないとはなんとなくわかっていた。
音が違うんだ。
でもまさか、血鬼術までも使えるとは…。
「鬼狩りさん!!」
「ぇ、あ、あ、鬼はもう倒しましたよ。」
「いや!まだあそこに!!」
村の人がAちゃんの方を指差して叫ぶ。
Aちゃんはその場にうずくまってしまっている。怖がってる音がする。
この村でなにかあったのだろうか。
「おい、そこの金髪。鬼は倒したのか?」
後ろから急に冷静な声が聞こえる。
「え?」
そこには水柱の冨岡義勇さんがいた。
「鬼は倒したのか?」
「は、はい!」
「じゃあ帰るぞ。」
そう言って、Aちゃんを抱えて歩き出す。いつのまにかAちゃんは気絶しちゃっていたようだ。
そして俺たちは山を降りた。
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作者名:咲 | 作成日時:2022年3月6日 21時