今日:2 hit、昨日:17 hit、合計:1,664 hit
小|中|大
2話 ページ3
「おい!大丈夫か?」
いつもの罵倒じゃない。誰だろうこの人。
顔を上げると、いつのまにか目の前には、黒髪の男の人が立っていた。
「聞こえているのか?」
『だれですか…あなた』
「俺は鬼殺隊の冨岡義勇だ。鬼を殺すためここに来た。」
その人はそう答えた。鬼を殺す…。ならわたしはどうなるんだろう。
『ねぇ、なら、あなたはわたしを鬼として殺すの?それとも、人として生かす?』
よくわからないような顔をしてる。
少しの時間をかけて、彼はやっと声を出した。
「それはどういうことだ?」
やはりわからなかったようだ。
少しの時間をかけて、わたしは答えた。
『わたしは鬼と人間の子です。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:咲 | 作成日時:2022年3月6日 21時