【あんスタ】幼馴染はいつも噂をされている part2

久々の三人 ページ5

瀬名Side


「俺の幼馴染が超絶可愛いんだ！！」


いつにも増して満面の笑み。はっきり言ってチョ〜うざい。


と同時に、これまで言ったことのない言葉を発してたから何か進展でもあったのかと気になった。


「なに、もりっち。Aちゃんと何かあったの？」


ちなみに、かおくんは昨日の、俺の宣戦布告を知らない。


こんなやつにそんな事知られたら末代までの恥だからね。


それと、なんか参戦しそうだし。「あっじゃあ俺も〜♪」とか言って。それも面白そうだけどねぇ。


「おはよう羽風！何かあったといえば、まあそうだな！」


…えっ、ちょっと待って。もしかして、もう付き合い始めたわけ？


まさかと思うけどもう？早くない？？


「Aがな、最近よくデレてくれるんだ！どうだ、可愛いと思わないか！？朝だって…」


…はあ？


「もりっち、タンマ。俺てっきり告って付き合い始めたのかと思ったんだけど」


俺もそう思ったんだけどぉ！？


「お、おおお俺が告って付き合うなんてそんなおこがましいこと」


ああ、もう、うっざあ！！


「でも瀬名には絶対負けん！！」


ああああああ！！！馬鹿あ！！！


「え、まさかせなっちも〜？」


ああ、ほら。にやにやしてる…。こうなるから嫌だったんだよ！！


「んなわけないでしょ〜…」


「せなっちお肌白いから、顔赤くなったらすぐにわかるよね」


「うううっるっさい！！！」


あ〜あ、らしくないな、俺。こんなに恥ずかしい思いしたのいつ以来だっけ…。


「んじゃ、俺も〜♪」


これがフラグというやつか。

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