3 揺さぶり ページ4
「そう?なら、俺はこれからずっとあんたのプロデュースなんか受けないから」
こんな事を言っている自分がおかしくて、なんだか子供のような感じがしてしまって_
それでも、Aの反応を見たくてその言葉を訂正しなかった。
「ん?まぁいいんじゃない?色んな人の意見を取り入れるって、大事だと思うし」
今度は、至って真剣な表情でそんな言葉を返してきた。
(……本気で言ってんのぉ…?)
さすがの泉も、何だかその様子にイライラしてきた。
「わかった。俺、今日からその子にしかプロデュース頼まないからねぇ?」
つい出てしまった言葉だった。
「だから、別にいいって言ってるじゃん」
そんなAの態度に、泉はついに頭にきた。
「…あぁもういいよ!」
自ら席を立ち、ガーデンテラスを出る。
「え、なんなの?」
これまでにも、泉がキレるというのはよくあったが、その場合、理由が明確だった。
しかし、今回のこれは理由がよくわからない。
(ん〜…。何かしたか〜?)
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水猫桜(プロフ) - ほたるさん» コメントありがとうございます!瀬名さんのツンデレ具合を上手く表現出来るよう頑張ったので、可愛いと言っていただけてとても嬉しいです!初のあんスタ作品ですが、楽しんでいただけたなら幸いです(*^^*) (2017年8月25日 17時) (レス) id: 1dfbcfc948 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 瀬名さん!!!可愛すぎかよ!!!完結おめでとうございます!!! (2017年8月25日 16時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水猫桜 | 作成日時:2016年9月19日 13時