【殺戮の天使】〜少女と殺人鬼、そして・・・〜

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暗い

ここは何処？

私、どうしたの？？

不意に手を見ると刀を持っている

只の刀じゃない

血が滴った刀だった

「え…？」

続いて足元に目を向けると


−−私は、血だまりの上に立っていた


「え…？あ、私…！」


私…何で…？


後ろに下がると、ナニカが足に当たる

振り向いてみるとそこには



「あ、ああ…！？」


−−−大量の屍が、延々と倒れていた


「これ、私が…」


違う私は違う
こんなこと私はしない！
人を殺すなんて絶対違うそんなことしない
私は普通の…！！


私は刀を離して、顔を覆う
その時、ヌルっとした感覚が手に伝わった

手を震わせて、それを見ると


−−血で赤く染まっていた


「そ、んな…っ」


チリン…

−−これは、あなたが殺ったの


「え…？」


チリン…

−−でも、これでいいの


チリン…

−−あなたは、守っただけ


「まもった…？」


チリン…

−−アナタハ…ノ一族ナノダカラ


「…一族…」


鈴の音と一緒に聞こえる優しい声

私はコレを知っている


その時、後ろから抱きしめられる感覚があった


チリン…

「 お願い、早くアナタに戻って 」

−−A…



その声を最後に、私は意識を失った





そして、ガンガンという音が聞こえて私は目を開けた



※すみません文章少し変えました

．

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