紫色の戦士

#9 ページ9

マーベラス「俺は地球人じゃない」


「え？」


マーベラス「俺は今まで宇宙一最大のお宝を探すために旅をしてきた」




マーベラス「でも、そんな今までで楽だったことなんて1度もねえ。

あいつらが仲間になる前に、元々旅仲間がいたが、1人裏切ったやつがいてな。


そいつ、今までは一緒に戦ってきた仲間だったのにいきなり敵側になって、俺の仲間を殺した」



マーベラス「でも殺された仲間との約束を守るために今は旅をしている。

あいつら5人は全員、住んでいたところはバラバラで、

あいつらもザンギャックから国や大切な人を奪われた被害者の1人だ。



宝探しと共に今はザンギャックを倒す。


そして宇宙一最大のお宝もゲットする。


それが俺らの目的だ」




マーベラス「お前が仲間になりたくない理由は知らんが、

俺は軽くそんな言葉を誰にでも言うわけはねえからな。」





「いや、私も貴方と同じく、いや、同じって言ったら失礼かな……笑


仲間から裏切られた。


そして自分の大切なもの、人を沢山奪われてきた。


仲間に頼りすぎたことが裏目に出たのよ。

だから、もう人を信じることができない。



自分のせいで大切な人が目の前で殺されていくのを見るのはもう懲り懲りよ。


私は、殺されてしまった人達の未練を晴らすために1人で戦う、私はそう決めたの。



だから仲間には入れない」





マーベラス「俺ら6人は強い絆で結ばれている。

裏切るなんてだせぇことしねえよ。

まあ、俺らを見てればわかるぜ」




無言の空間の中で突然地面がグラッと動いて、外から大きな音が聞こえた



ベランダに2人は出ると、ザンギャックが街の人を襲っているのを見えた





「さて、 お宝探し といきますか。」


マーベラス「言うまでもねえよ」

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