#8 ページ8
翌日
「いってきま……!?」
私はいつものように家から出ようと扉を開けると
昨日の赤いジャケットを羽織った人が腕を組んで目の前にいた
「…え……?」
思わず扉を閉めようとしたけれど、
その人はガッと閉まろうとする扉を掴んだ
「なんでいるの?ってかなんで私の家知ってるの!?」
マーベラス「ハカセが調べた」
「……は???これ、ストーカー行為って言うんですよ!?」
マーベラス「とりあえず、話させろ」
「いーや、私から話すことはないですよ!」
自分の家の扉のところで言い合っていると目の前の廊下を通る人達にジロジロ見られていた
「っんもう……、ここじゃあれだから入って」
その人の手を掴んで家の中に入れた
リビングまで歩くがなんか、かつかつ音がするなと思い後ろを見ると靴を履いたまま部屋に上がっていた
「ちょっと!!!靴は脱いでよ!!
ここ、外国とかじゃないんだけど」
マーベラス「いや、ガレオンで靴なんて脱いだことねえぞ」
「もう、とりあえず脱ぐ!!」
パッと手を離して、靴を脱がせて再びリビングまで行く
「ちょっとそこのソファーに座ってな」
マーベラスはソファーに座ると周りをキョロキョロと見渡していた
マーベラス「地球人はこんな空間で生活しているんだな」
「いや、あんたも地球人でしょ?」
一応、礼儀と思って温かいお茶を入れて、
ソファーの前にあるテーブルにコップを置いた
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なーな(プロフ) - 設定からストーリーまですごく丁寧で驚きました!お話の進行もとても上手で、スラスラ読めちゃいました!笑 (2月14日 22時) (レス) id: 94ece86ff9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ