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#18 ページ18

その間、ヘリで運ばれてくる患者を
藍沢先生、横峯先生、名取先生と待っていた









『公園で倒れるってことは…心筋梗塞?』


藍沢「他にも色々あるが、見て見ないとわからないな」



横峯「ヘリって本当に速いですよね!」


名取「速くなかったら患者死ぬかもだし」



『んふふ』


藍沢「気持ち悪いぞ」









こんな生意気な会話もこの救命がチームとして絆が深まっている証拠


この雰囲気に思わず微笑んでしまった









けれど、一本の無線が入った

患者情報かと、みんなで耳を澄ますが…









白石「こちら翔北ドクターヘリ。

……ヘリの機内で患者が嘔吐、…吐瀉物を浴びた冴島さんがっ


…意識を失いました」









『……え…。』









思わず声を上げてしまったが他のみんなは顔を驚かせていた









白石「灰谷、白石も…吐き気、目眩の症状が出ています…」




藍沢「白石、除染の準備して待つ」



白石「お願いねっ…」









声を聞くだけ白石先生は辛そうだった



速く助けてあげなきゃと思い、行動を起こした









初療室、救命医療外来は立ち入り禁止になり、

私達はストレッチャーなどを用意、
防護服も全員着用


準備万端なところでヘリポートで待っていた









すると、目線の先にヘリが見えた


ヘリの様子はいつも通りだが、到着すると…





ドアが開いた途端、灰谷先生が崩れ落ちるようにヘリから出てきた









横峯先生と名取先生が近づこうとした時、









『ダメ!まだ近づいたらダメよ!!』



藍沢「医者が全員倒れるのはまずい」









灰谷先生は車椅子に乗せられ、
患者さんもストレッチャーに乗せられた。






そしてヘリの中の様子を見ると、席でだるそうに座っている白石先生と







『白石先生!大丈夫?』


白石「うん。それより冴島さんがっ…」







意識を失っている冴島さんがいた








『あ、藍沢先生!!!』








何故か震える声の中、大声で藍沢先生を呼ぶとすぐに来てくれて、






藍沢先生は冴島さんの瞳孔を確認し、
抱きかかえてストレッチャーに乗せられた







その様子を見ながら、周りに何か原因らしきものがないかヘリ内を見ていた




吐瀉物……。







そして、車椅子に白石先生を乗せ、シャワーを浴びる所へ向かう

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設定タグ:コード・ブルー , 藍沢耕作   
作品ジャンル:恋愛
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ティラミス(プロフ) - はじめまして!コメントの返信、遅れてしまってすみません。読んでいただき、ありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします。 (2020年5月16日 21時) (レス) id: e419a3644d (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - はじめまして(*^^*) 面白そうで読みました!更新楽しみに待ってます♪ (2019年8月17日 10時) (レス) id: b03705665b (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - Miraiさん» そう言っていただけて嬉しいです!更新待たせてしまってすみません。これからも応援よろしくお願いします! (2019年8月11日 14時) (レス) id: 24ff233a5e (このIDを非表示/違反報告)
Mirai(プロフ) - すごく面白いです!いつも更新まだかなーって楽しみにしています! (2019年7月29日 16時) (レス) id: e75f75ab25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティラミス | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年9月8日 10時

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