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次の日
緋山「頭痛っ…。」
『二日酔い??まぁ、昨日はあんなに飲んだもんね?』
緋山「はいはい、自業自得と言いたいの?君は」
『その通り』
朝から医局で事務作業をしている緋山先生を見かけ
さっき出勤してきたばかりの私は医局の中に入り、
目覚め代わりにコーヒーをカップの中に入れる
緋山「それよりさ、昨日、あれから何もされてない??」
『なんでそのことだけは記憶があるの…』
緋山「あったの!?なかったの!?どっち!!!」
『んー……あ、藍沢先生に聞いたら??』
緋山「A、後で覚えときなさいよ」
『緋山先生、怖いー』
するとガチャっと医局のドアが開く音がし、
見ると黒のクリップボードを持った藍沢先生が入ってきた
緋山「丁度いいところに藍沢!昨日、Aに
藍沢「お前ら、カンファレンスの時いなかったよな」
緋山「あ…。」
『う、嘘…。』
自分のテーブルに置かれていた時計を見るとカンファレンス開始時間をとっくに過ぎ、終わったところくらいの時間に針は指していた
『や、やってしまった…。』
緋山「ラウンド行こー」
『逃げられたっ…。』
ハァっとため息をつくと後ろから板のようなもので叩かれ、
振り向くと入り口付近にいたはずの藍沢先生が後ろにいた
藍沢「次からは気をつけろ」
『はーい……。』
落ち込んでいた私を励ますように彼は私の頭を撫で、自分の席に座った
するとPHSから着信音が鳴り、出ると珍しく私の専門である心外からの電話だった
心外のフロアに行くと救命とは少し違った感じがして心がムズムズした
コンサルで呼ばれ、一仕事済ませてエレベーターに乗ると藍沢先生と
救命の青のスクラブではなく、黒のスクラブを着た男の人が一緒に乗っていた
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ティラミス(プロフ) - はじめまして!コメントの返信、遅れてしまってすみません。読んでいただき、ありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします。 (2020年5月16日 21時) (レス) id: e419a3644d (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - はじめまして(*^^*) 面白そうで読みました!更新楽しみに待ってます♪ (2019年8月17日 10時) (レス) id: b03705665b (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - Miraiさん» そう言っていただけて嬉しいです!更新待たせてしまってすみません。これからも応援よろしくお願いします! (2019年8月11日 14時) (レス) id: 24ff233a5e (このIDを非表示/違反報告)
Mirai(プロフ) - すごく面白いです!いつも更新まだかなーって楽しみにしています! (2019年7月29日 16時) (レス) id: e75f75ab25 (このIDを非表示/違反報告)
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