レンタル救世主〜For you sake〜

#6 ページ6

そのあとも続き…



「明辺さん、ジャンプ！！」


明辺「は、はい！！」


「走って！！」


明辺「は、はい！！！」




何故か狙われるのは明辺さん。

弱々しそうに見えるから？



逃げる果てにはもう凶器になりそうなものはない。



このことは明辺さんが逃げ切ってくれたおかげだ。





葵「さーて、蹴りをつけましょーか！！！」






葵くんがとどめをさしてくれている間に…




「明辺さん。凶器とかこの袋に入れてくれる？この手袋を使って」


明辺「わかった」




証拠となる凶器を黙々と集め、なくなったところで外にいた零子ちゃんに預けた


一件落着と思いきや…



「葵くんっ！！」


葵「はっ…はっ…」




疲れ切っている葵くんの姿があった。




「明辺さん、お願いできる？」


明辺「うん」




葵くんのことを明辺さんに任せ…




「フフッ…いいじゃん。次は私ね？」


詢「こんなの倒してやるっ！？」




あっという間にDV夫は床に倒れる




「隙がありすぎだってば！つまんないのー！明辺さん、手と足縛って？」


明辺「了解！！」




そのあと、零子ちゃんが呼んでくれたのか、
警察が来て、例の男は逮捕された。



一件落着。



恋歌さんは今、この家を売って、

隣町の新しい家で1人で過ごしているらしい。









私たちはまた1人、絶望から救ったのだ。

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