#3 ページ3
______次の日
私たちは既に職場にいた。
ついに作戦開始の日
紫乃「ちょっとAちゃんと葵くん…いい?」
「はい?」
葵「はーい!!」
呼ばれた先は社長室。
テーブルに置いてあったのは、
綺麗に保管されていたのか…真っ白な小さな箱
紫乃「昨日話した結婚指輪のことなんだけど…」
社長は白い箱をパカっと開けた
その中にはキラリと光り輝く指輪が2つあった
「わぁ…綺麗…」
紫乃「サイズが合うといいんだけど…」
葵「A!手、貸して」
葵くんは手を差し伸べていた
右手を出してしまい、左の手の方!と言われ、私は左手を目の前に出した
出した途端、葵くんは薬指にそっと指輪を通した。
葵「ん!」
やってと言う雰囲気を醸し出している葵くんは葵くんがしたことを同じように自分も指輪を通す
紫乃「二人ともサイズぴったり!よかった…」
「わざわざすみません!こんなことまで…」
紫乃「いいのよ?DVの夫をやっつけてきてね?」
葵「はーい!!」
それからと言うもの…
明辺さん、零子ちゃん、葵くん、私の4人が揃った後
待ち合わせ場所にいた恋歌さんと合流し、
計画通りに家へ上がる
恋歌「あの…実は夫は仕事でして…」
「あ、大丈夫大丈夫!いい機会だし、徹底的に旦那さんの部屋を探ることは出来るし!」
明辺「そうだね!バレない程度に、何かあったら呼ぶから」
葵「了解でーす!」
明辺「じゃあ零子ちゃん行こっか?」
零子「は、は、はい!!」
2人はDV夫の部屋があると言われている2階へ向かっていった
「さてと、まずは本人に合わないとわかんないから…旦那さんが家にいる日を教えてくれない?」
恋歌「えーっと…明後日です!」
「じゃあ私たちは明後日にまた来るのいうことで。」
葵「はーい!!」
「にしても…綺麗な家だね?」
恋歌「そんな、褒めるほどではありませんよ?」
葵「ん?でも…凶器になるようなものはなくね?」
「言われてみれば…確かにそうかも。」
恋歌「そこにある写真立てとかで私を汚すんですよ。後はここにないようなものばかりなのでおそらく夫の部屋かと。」
「なるほどなるほど。」
51人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
g - オリフラ外して下さい (2017年12月14日 8時) (レス) id: 569d69081f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ