レンタル救世主〜For you sake〜

#11 ページ11

葵くんと結婚してから早4ヶ月


色々と変化が起きています






「葵くん！！早く起きて！時間過ぎちゃうよ？」


葵「…ん？…まだ寝てたいの〜」


「んも…時間に遅れても知らないよ？」


葵「…その時は「Aとイチャイチャしてて遅れましたー」って言えばなんとかなるでしょ〜」


「…もう、葵くんのバカ！！…人前で言ってい…っわ！！」


葵「だから…イチャイチャしよ？」


「早くしないっ……」




私の両親から結婚祝いと言って、
豪邸のような家をプレゼントされ


私達は引っ越し、二人暮らしで毎日このように平和な暮らしをしております





「もう、やっと起きてくれたし…」

葵「だって眠かったんだもーん」



今現在、リビングにおり、

私は朝食をキッチンで作り、葵くんはネクタイを締めながら私の方へやって来た




最近、葵くんがネクタイを締めている姿がかっこいいと思い始めた私。

いつの間にか、葵くん依存症になっていたとは…





葵「俺はね…A依存症かな？」


「え…？なんで思ってたことがわかったの…？エスパー！？」


葵「いやいや、思いっきり声に出てたよー？」


「マジですか……。」


葵「マジですよ？奥さん？」


「よし、出来たー！」


葵「うわ、美味そ！！」


「よし、早く食べよ！！」



テーブルに朝食を置いて、向かい合う形で、座り…



「「いただきまーす！！！」」


食べようとしたところ、あるニュースを見て、食べる手が止まった




『続いて、神奈川県横浜市で最近、結婚式で何者かが妨害する事件が多発しているようです。』




「人の幸せを妨害するって最低だね…？」


葵「俺らも結婚式挙げないとじゃん！！」


「いやいや、今、事件が起きてるんだよ！？」


葵「じゃあ、事件が解決したら…？」


「そうだね？？」


葵「…あ、時間」


「やばい！！急げ！！！」



出勤時間が近づいていることに気づき、
私達はすぐにご飯を食べ、
出勤する準備をした

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