表参道高校合唱部！～現れた光～ (ページ43)

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ー合宿当日ー

待ち合わせ場所まで大きめのキャリーバッグと手持ち用で小さめの鞄を持って移動していた

愛知から東京に来てもうすっかり都会人と言いたいところだが、まだまだわからない道が多い

待ち合わせ場所だと思われる場所に着くが誰もおらず、キョロキョロと周りを見渡してみると
遠くの方から声が聞こえてきた

相葉「おーい、こっちだぞー」

真琴「A〜！！！！」

声の方に向かうと美子と優里亜以外の合唱部のメンバーが集まっていた

普段学校で活動しているものだから制服だけれど今回は合宿だからみんな私服で来ている

なんか、新鮮だな

宮崎「二階堂さんおはよう」

「うん、おはよう！」

里奈「やーだ、Aってば、可愛い格好で着て、ナンパとかされちゃいそ！！」

「そんなことないよ！
みんな普段と違って可愛いし、カッコイイね！」

そういうとみんな優しく微笑んでいた

あと美子と優里亜が来れば全員揃うが、なかなか来ない

宮崎「谷さんはまだだし…美子が遅刻なんて珍しいね？」

「女の子は荷物多くなっちゃうし大変だから、しょうがないよ」

里奈「まあ、待ってて損はないからねー！」

遅くなってしまっている理由が何となくわかっている女子はニヤニヤしながら来るのを待っていた

すると遠くの方からこちらに向かって歩いてくる優里亜の姿が見えた

快人「あ、優里亜来た！」

優里亜「ごめんね？」

「おはよう！」

真琴「おはよー！！」

みんなが挨拶する中、

優里亜の後ろに……隠れてる人が1人いた

桜庭「何笑ってんだよ！」

優里亜「……じゃんっ！！」

優里亜が横にはけるとそこには髪を切ってイメチェンをした美子がいた

快人「佐々木…ちょっと雰囲気変わったな！」

美子「うるさい！夏目喋んな」

宮崎「可愛い」

桜庭「マジイケてるって！」

「んふ、みんな可愛いだって！よかったね」

美子「Aもうるさい！」

「はあーーい」

全員揃ったところでみんなの足が合宿所へ向かおうとする中、2人だけ別世界にいた

美子「おはよ」

相葉「………っ先生待ってるから早く行くぞ」

優里亜「はいはいはいはい！」

「いいね、甘酸っぱくて！」

優里亜「こりゃ、くっつけるしかないね」

優里亜と私は最後列でみんなの後ろ背中を追いながら合宿所へ向かった