表参道高校合唱部！〜現れた光〜

38 (2022.07.10 UP!!) ページ41

ー翌日 HRー




瀬山「この夏休みから受験準備したって早すぎることはないんだからしっかり勉強するのよ？ではさようなら」


《 さよーなら》



夏休み前最後のHRが終わった

あれから優里亜は学校に復帰し、クラスにいる




真琴「もう夏休み嫌だよー」


快人「はぁー？夏休みだぞ？香川。嫌な奴いるのかよ」



真琴「嫌に決まってるじゃん！学校に行けばみんなに会えるし、部活で放課後疲れて寝ちゃえば1日終わるしさ」


祐「雑な1日だね」


真琴「夏休みって何すればいいのかわかんないんだもん」


美子「うちらは練習に決まってんでしょ」


里奈「ちょっと待った少しは遊ばない？恋の季節が終わっちゃうよ〜？」


「恋か、、いいな〜、、恋したいぃ！」

里奈「安心しな。君にはいい相手がいるじゃないの！」


そう言いながら里奈に肩を組まれ、里奈を見るとニヤニヤしていた

(いつの間にか呼び捨てになるほど仲良しになっていた模様)


「えぇ！？？？そんな自分のこと見てくれる人いないって！」




相葉「って！！お前らさ、コンクールなめすぎ」


真琴「そうと決まれば練習だ！合唱漬けだ！ほら、行くぞ！！」


美子「うるさい！」




一方、優里亜は1人で机の中の教科書や書類等を鞄の中に詰めていた



風香「あれれ？あの優里亜様もついに圏外入り？」

ほのか「ダッサ！恥ずかしぃ〜」



すると冷やかすように2人が優里亜の周りにやってきた



でも、大丈夫



里奈「優里亜ー！」

「行こ！！！」



うちらがいるんだから



真琴「合唱合唱！！」

全員『合唱合唱合唱！！！』



〜


ー音楽室ー



♪〜


真琴「プルルッだよ？プルルッ」



唇を動かし、プルルッと音を鳴らす

謎の練習方法？



有明「おい！お前ら…全員集合！」


と、突然有明先生がやってきた


全員『はい？』



有明「残念なお知らせがある」


里奈「え？なんですか？」


有明「合宿な………行けることになったぞ」



桜庭「おー！！！」

真琴「やったー！！」



コンクールの練習のために合宿という形をとって練習するのはどうかと夏休み前からずっと真琴が言っていたことが叶ったらしい



有明「基礎からきっちりやるからなー」

全員『はーい』



有明「返事も腹から！！」

全員『はい！！！』



こりゃ、練習にも気合いが入る！！！！！

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