表参道高校合唱部！～現れた光～ (ページ35)

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里奈「どうしたの！？」

相葉「何かあったのか？」

チラシを持った他の合唱部のみんながやってきた

優里亜「あんたら気味悪いのよ…1人じゃ何もできない圏外のくせに、傷舐めようみたいに合唱して！！！」

その時自分の中でブチッと何かが切れた

「いい加減にして！！！！
もっと素直になりなよ！！！
優里亜もさ、強がりすぎだよ？
自分がやってしまったことは認めなよ！

周りの人もさ、LINEこのチラシも！！
どこのどいつかは知らんけどさ、楽しいですか？？
過去のことをグチグチと言って本人を縛りつけて。
これじゃあ、みんないじめられていじめ仕返してるのと一緒ですけど。
っこんなに酷い学校だとは思わなかったよ、。」

ついに私は怒ってしまった

自分でハッと気づいた時には遅かった

そして周りのみんなは目を見開いて驚いてた

少し興奮気味で、息が乱れ、整えようと深呼吸を何回も行った

その様子を見てか快人くんが背中をさすってくれた

快人「お前さ、羨ましんだろ。俺にはそう見える」

優里亜「そんな訳ないじゃん。私にも友達はいる」

快人「何処にいるんだよ。」

真琴「谷さんのお父さん。東京離れるって…本当の谷さんを心から認めてくれるお父さんでしょ？
7月11日14時新宿発の長距離バスだって」

優里亜「行く訳ないでしょ。その日は大事なオーディションがあるの」

そう言って、優里亜は私たちの前から去ってしまった

ー部室にてー

真琴「谷さん…大丈夫かな。」

「真琴。」

相葉「まだ言ってるの？」

美子「真琴だって自分がどれだけ酷いことをされたか覚えてないの？」

真琴「忘れたくても忘れられない。」

美子「だったr「だからだよ？」

真琴「このまま許せなかったらずっと覚えてることになるじゃん。許したことってさ、いつの間にか忘れてるじゃん？」

里奈「確かにそうかも…私が合唱部を圏外扱いしたのまだ怒ってる？」

相葉「いつの話だよ笑」

里奈「宮崎は？みんなが宮崎を疑ったことまだ怒ってる？」

宮崎「いや？」

里奈「それに優里亜の気持ち、わかるんだよね。私も一軍にしがみついてたから…私は合唱部に入って居場所が出来たけど」

宮崎「だとしても、許せないよ」

不登校まで追い詰められた宮崎くんの許せない気持ちは誰よりも固かった