表参道高校合唱部！～現れた光～ (ページ31)

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〜翌日の放課後、路上ライブ〜

「あれ？先生？」

瀬山「あら？あ！も、もしかして…合唱の…合唱の路上コンサートをしようとしているの！？…いやー、私興味あるわ～」

昨日は影で様子を見ていた先生が私たちの目の前に現れて、

周りをキョロキョロ見ながら大きな声で話し始めた

宮崎「今の何？」

桜庭「どうしたんだろうな？」

瀬山「早く聴きたいわ！合唱ー！」

里奈「桜になってくれてるんじゃ…」

8人『あー！！』

瀬山「早くっ…」

真琴「じゃあ歌いますか！」

♪～

瀬山「さんはい！！」

『愛しい日々も恋も優しい歌も
泡のように消えてくけど…』

瀬山「フォ！消えてくけども？」

『あぁ今は痛みとひきかえにー

瀬山「歌う風のようにーぃ…LAIa lalalala」

気づいたら先生も一緒に楽しそうに歌っていた

ー翌朝ー

「ねぇ、これ来た？」

スマホを出し、内容を見せる

里奈「あ、見た見た」

成実「こんなことして何をしたいんだろうね？」

「うん、いくらなんでも流石に酷いよ、」

真琴「ねぇ、ねぇ！何かあったの！？」

里奈「これ！！あんた携帯持ってないの？」

真琴「携帯？」

LINEには匿名で優里亜がしてきた酷い嫌がらせが送られてきていた

男子「おい、泥棒！」

優里亜「え？」

女子「半年前の現金抜き取り事件、谷さんだったんだね」

男子「事件の後に金が戻ってたからおかしいと思ったんだよ」

風香「何これ？」

ほのか「どうゆうこと？」

女子「5月11日、香川真琴を標的として追い込む」

男子「5月18日、合唱発表の際、引田里奈を利用して恥をかかせようとする」

男子「去年の11月、宮崎祐に泥棒の濡れ衣を着せる。犯人は谷優里亜」

女子「6月12日、合唱部顧問の鈴木有明を陥れるため、五年前の部員事件を利用し、訴訟にまで追い込む…

なんか言いなよ！！！」

優里亜「はぁ？なんか証拠でもあんの？」

男子「まだ言い逃れするのかよ！」

優里亜「私じゃない。

私は何も関係ない！！！」

バンッ！！

優里亜は思いっきり机を叩く

快人「優里亜！落ち着けって…」

風香「優里亜？大丈夫？」

ほのか「誰よ！こんなことしたの！」

風香「優里亜？」

優里亜は教室から飛び出して何処かに行ってしまった