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ー翌日ー
「♪〜」
快人「よっぽど合唱部に入部できて嬉しかったんだな。鼻歌なんて歌っちゃって」
今日はたまたま校門で快人くんとばったり会い、そのまま教室に向かって廊下を歩いていた
「うん!…ってか今日来るの早いんだね。」
快人「普段ギリギリすぎだって言いたいのか、この口は〜!!!!」
というと快人くんは横から片頬をぐいーっと横に引っ張った
「痛い痛い!!!!!ごめんなひゃいいい!」
教室に近づくとドアの周りに人が集まっていた
不思議に思ったが、そのまま教室の中を覗くと
黒板の周りに全員集まっていた
そしてその黒板には、
“ ホームレスパパと娘 ”
と大きく書かれてあり、
周りにはホームレスと優里亜が写っている写真が貼られていた
こんなようなこと自分もされたことあるなと思うと記憶がフラッシュバックする
快人「A、大丈夫か??」
どうやら自分は顔色が悪かったらしく、
快人くんに肩を抱かれていた
でももう、過去の記憶は、必要ない。
私は記憶を飛ばしたいがために頭を左右に振った
「ん、大丈夫。ありがとう」
と快人くんの顔を見ると、
ホッとした顔をしていた
そんな中、運悪くも優里亜が教室に入ってきた
風香「優里亜!!」
風香とほのかが教室の後ろの扉から優里亜の方に駆けつけてきた
優里亜「何…これ…」
黒板に貼られた写真を一枚一枚優里亜は取っていった
風香「優里亜のパパはホームレスなんかじゃないし!」
ほのか「超イケてるカリスマ経営者だから」
3人は必死に写真を剥がしていた
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ティラミス(プロフ) - きちでーすさん» 指摘ありがとうございます!!こっちの祐ですね!修正します! (2022年6月12日 9時) (レス) id: 94beafd39a (このIDを非表示/違反報告)
きちでーす(プロフ) - 宮崎祐くんの字、佑じゃなくて祐だと思います! (2020年2月18日 18時) (レス) id: dee570b2ba (このIDを非表示/違反報告)
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