表参道高校合唱部！～現れた光～ (ページ21)

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ー夜ー

快人「アドレスって鈴木有明でも貰えなかったんだろ？」

真琴「キャバクラ行くときは綺麗な有明先生だけど、それでも無理なんだって」

快人「そんなもん高校生の俺がどうやって…」

「あのさ…私っている意味ある？」

真琴・快人「「ある」」

「えー…なんで…」

真琴「あ、もえちゃん！もえちゃん！」

快人「行くぞ」

「え！」

無理やり腕を掴まれ、

強引に連れて行かされる私…

もえ「何？高校生？しかも彼女連れてって…」

「彼女じゃなく付き添いです！！」

もえ「じゃあ何？」

快人「はい、あの…アドレス教えてもらってもいいですか…？」

もえ「ナンパ？」

快人「や、やっぱり何もないです！」

「えー、快人くん？」

もえ「待ちなさい！…あなた達…可愛いわね。」

快人・貴方「「え？」」

快人「あっさりゲットー」

真琴「本当にありがと！じゃあ用事あるからまた明日！」

「うん、じゃあね！って行っちゃうの早っ…」

快人「あ…」

「ん？どうしたの？」

快人「天草だ。」

「こんなとこに教頭が、、？」

快人「A…逃げるぞ。」

「え？ぅわっ！！」

教頭に見つかったら危ない…と思ったらしく、

いきなり手を握られ、走って逃げる

快人「はぁっ、はぁっ…」

「ここまで来れば大丈夫じゃない？」

人が少ない所まで走って避難することができた

快人「そうだなっ、はぁっ、見つかるとっ、面倒だからっ、なあっ」

「快人くん？？…息ずっと荒いけど、大丈夫？」

走ってからずっとハァハァ言っていて不安になり声をかける

「ちょっとその場で座ろ！壁にもたれよ！」

建物の壁に持たれる形で快人くんを座らせる

快人「はぁっ、、はぁっ…。」

「どうしよう、何してあげれば…」

と焦って考えてるとバッと腕を掴まれた

快人「っ大丈夫、もう、落ち着いてきたっ」

「無理しないでね？家まで帰れる？？」

落ち着いたのか快人くんはゆっくり立ち上がった

快人「ん、大丈夫。ありがとうな」

「何かあったら言ってね？」

快人「うん、また今度伝えるわ」

「うん？」

快人くんは私を家まで送ろうとしたが、
私が全力で拒否をしたので今日はすぐ歩いたところで個々の家に向かうために別れた