表参道高校合唱部！〜現れた光〜

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〜昼休み〜



真琴「Aー！！！」


「うわっ！え？何々！？」


いつものようにベンチで座って弁当を食べていると真琴が叫びながら走って自分の方にやってきた



真琴「ありがと！！ありがとー！！」

そして真琴は私に思いっきり抱きついてきた




「か、快人くん…助けて…」


快人「何に対しての感謝？？」



真琴「宮崎くんのことに関しての感謝！」



快人「Aが…何かしたってこと？」


「なんか、悪いことしたってような言い方…」



真琴「すごいんだよ！！アドバイスしてくれたの！！」



快人「アドバイス？」




真琴「“歌って、想いを届ければいい ”

“ 歌は、言葉と違って違う形で想いを届けることができる”

ってアドバイスをしてくれたの！」



快人「へー、すげーな！」


「いや、ただのアドバイスだから！」





真琴「本当に思い通りにやったら宮崎くんが家から出て来たんだよ！！また歌って言ってた！！」





「私も過去に引きこもってたことあったからただ宮崎くんの気持ちが何となくわかったからかな」






今の自分の顔、きっと暗い顔をしているだろう




そんな様子を快人くんと真琴が見てることに私は気が付かなかった

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