表参道高校合唱部！～現れた光～ (ページ14)

今日:24 hit、昨日:0 hit、合計:79,580 hit

12 ページ14

～次の日昼休み～

快人「え！？あいつ喋ったの？」

真琴「やってないって。」

快人くんと真琴はサッカーをしている中、

私は近くのベンチに座っていた

どうやら昨日の放課後、真琴は1人で宮崎くんの家に行って説得していたらしい

快人「でもどうやって証明するんだよ…何か策は？」

真琴「ない！」

「ないんかい！？」

快人「宮崎本人が無実だって訴えても信じてくれなかったんだろ？」

真琴「うん」

快人「なんか決定的な証拠とか決定的な証言ないのかなー…」

「あれ？引田さん？」

何故かこっちを見ていた引田さんと目が合い

里奈「よ！…宮崎のことなんだけどさ、本当に本人がやってないって言ってるの？」

真琴「うん」

快人「なんで？」

里奈「いや……あいつが泥棒したって噂を流したの…私なんだ。

正確に言えば、私と風香とほのか

財布からお金がなくなったって話を聞いて…犯人探しが始まって…そんな時、犯人見たって言う人がいたんだよね」

快人「誰が？」

里奈「優里亜が…いや、確信はなかったんだけど、優里亜が嘘をつくとは思ってなくて…いつの間にか犯人に罰を与えてるみたいで…気分よくなっちゃってて…

もし、宮崎が無実なら、私…酷いことしたよね。」

真琴「今日、宮崎くん家に一緒に行こ？」

里奈「うん」

真琴「快人くんとAちゃんは？」

快人「俺は後で合流するわ…行くとこあるから」

「私も今日は早く帰らないと行けなくて、ごめんね？」

真琴「いいよいいよ！」