真夜中のシンデレラ

42(作者から一言あり) ページ43

亜嵐side

( 何してんだ俺は )

朝日を浴びながら、
身支度をするはなを見てため息が出た。

玲於に顔合わせるのがかなり気まずい。
結局なんも解決していない。

ふと携帯の画面が光っていることに気づき、
携帯に手を伸ばし画面を見ると

Aからの通知だった。

急いでトーク画面を確認すると、

あ

それだけ送られていた。
間違えて送ったのだろう。

だけどなんだか嬉しくてしかたなくて、
間違ってるよ笑 と、返しておいた。

歯を磨きながらはなに声をかけて、
しばらく会わないと告げた。

はなは、納得いかない表情だったけど、
わかった。と言い残して仕事へ向かった。

これで少しは前進できたらいい。
そんなことを思いながら迎えの車に乗り込んだ。

亜「おっはよーございまーす」

玲「おはよ」

まさか今日は玲於と2人とは…。

玲「…昨日はなせた？」

玲於真落ち着かない様子で聞いてきた。

亜「それがさー…」

昨日の出来事と距離を開けたことを細かく話すと
玲於は、やっぱりか。と呆れたように吐き捨てた。

玲「はなちゃんやっぱ手強いね」

亜「別れられる自信がない」

玲「頑張ってよリーダー。じゃないと、
俺か龍友くんがもらいますよ。A」

亜「え」

携帯を見ながら玲於がさりげなく爆弾投げてきた。

( え、龍友くん？？玲於？ん？ )





よしだです。

気づけばたくさんの方に読んでいただけて、
評価までつけてくださり
ありがとうございます(*´꒳`*)

初めての執筆で、
至らない点が多いかと思いますが、
これからもよろしくお願いします。

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