願い【ツイステ】 (ページ4)

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デュ「何1人で笑ってるんだA」

左隣からそう言われ肩が跳ねた。

『デュース…いや、2人が仲良くて微笑ましかっただけだよ』

なんて思ってもないウソを告げる。

デュースは、エースとユウを見ながら

デュ「仲いいもんな、あの2人」

なんていうから胸が痛んだ。
それと同時に、自分から言ったことなのにデュースを恨みたくなった。
私は2人のことが見ていられなくて咄嗟にデュースに話しかける。

『そういえば、デュース』

デュ「ん？なんだ？」

『課題出来た？』

さっきまでキリっとしていた顔が青ざめていく。

デュ「…あのさA、話があるんだけど……」

『なに？』

わかっているのに聞くなんて性格が悪いなと心の中で自分を茶化す。

デュ「課題見せてくれないか？」

『見せるのはダメ』

デュ「なんで！？」

『デュースの身にならないからだよ
　ほら、他の頼みかたしなよ』

デュ「ほか！？他の頼みかたってなんだ……あっ
　教えてくれないか？」

『それなら、いいよ』

デュ「助かる！」

『午後の授業までまだ時間沢山あるし頑張ろうね』

デュ「おう！」

そういうと、急いでノートとペンを取り出したデュース

真面目だな…なんて思いながら私もノートを取り出した。

監「・・・・・・。」

エ「でさー、ってユウどうした？」

監「あ、ごめんエース！
　あの2人って仲いいよね…」

エ「2人って…あー、デュースとAのこと？
　まあ、お互い真面目だし話が合うんじゃね」

監「……そっか」

エ「…それよりさ、今日の購買の話なんだけどさ」

なんて話していたことを私は知らなかった。