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”大丈夫ですよ”って返信した3秒後には電話が鳴った



『もしもし』



深澤「ふふ、もしもし?」



『どうしたんですか?』



深澤「特に用事はなかったんだけど、今何してるかなーって」



『ビール飲みながらテレビ見てました。深澤さんは何してるんですか?』



深澤「おっ、いいねぇ。俺はー今ベランダで月見てカッコつけてるよ」



『なんですかそれ(笑)』




電話越しに息を吐く音が聞こえた


タバコかな?




深澤「月綺麗だよー今日。Aちゃんも外出てみなよ」



『ちょっと待ってくださいね』



ソファーに置いてあったカーディガンを羽織ってベランダに出てみる




『わぁ、綺麗』


真っ暗な夜空に輝く月は、確かに綺麗な丸で光っていた




深澤「でしょ?一日の終わりにベランダで月見る時が、

癒しっていうか日課になってるんだよね。」




『深澤さん結構ロマンチックなことしてるんですね』



深澤「そうだよ?俺ロマンチストだよ?(笑)」



『ははっ(笑)...クシュンッ..』



髪濡れたまま出てきちゃったから寒くなってきたな...



深澤「...そろそろ冷えてきたから中入るとするか。」



気使わせないようにしてくれてるのかな



深澤「いきなり電話出てくれてありがとうね。

明日も早いだろうし、そろそろ寝なきゃだね」



『いいえ、楽しかったです。』



深澤「ちゃんとあったかくして寝るんだよ。」



『ふふ、はい』



深澤「じゃあ、おやすみ。」



『おやすみなさい』




深澤さんの電話を切ってから寝る準備を済ませてすぐに眠りについた



だから、誰かからメッセージが来てたことも気付けなかった

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作者名:ちゃん | 作成日時:2020年10月17日 0時

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