受付嬢の私とエリートの彼 (ページ31)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:196,531 hit

31 ページ31

深澤「え、うまそうじゃん」

ふっかを家に招き入れて、

簡単におつまみを何品か作って出した時のふっかの第一声

『お口に合うかわからないけど、どうぞ』

ふっかがこんにゃくのピリ辛煮を口に運んだのをじっと見つめる

深澤「うまっ！......A結婚しよう」

『ははっ(笑)よかった、じゃあ改めて乾杯！』

ふっかの冗談は軽くスルーして乾杯し直す

クリスマスの特番を見ながらお腹も満たされてダラダラと酒を飲む

テレビの中では街中カップルインタビューなんていう特集が放送されてて、

『そういえば、ふっかっていつから彼女いないの？』

あまりふっかと恋愛の話とかしたことなかったなーって

深澤「俺は1年前に別れたのが最後だよ。いきなりだねお嬢さん。」

すでに緩めていたネクタイをさらに緩めてそう話すふっか

『いやーなんかこういう話地味にしたことなかったなーって。好きな人とかいないの？』

深澤「好きな人かー、、、いるっちゃいるかも」

クスッと笑いながらそう言ったけど、

『えっ！じゃあ、今日とかその人誘うチャンスだったんじゃない！？私とここいるべきじゃなくない？』

なんでこんな日に私と私の家で飲んでるのよって思ったけどすぐに、

『あ、もしかして、、誘って振られちゃったパターン....？』

ちょっと空気読むべきだったなって反省。

深澤「ははっ、違うよ(笑)勝手に振られたことにするな、そしてかわいそうな目でみるな！』

って頭を軽くチョップされる

『なんだー、でも今日はその人と過ごさなくてよかったの？』

深澤「んー、そうだね。向こうは他に好きな人いるみたい」

少し悲しそうな顔をして私の方をじっと見るもんだから何も返せなくなってしまう

『....まぁ、それが恋の楽しいところだよね！今日は飲もう！』

冷蔵庫から新しいチューハイを出そうとキッチンへと向かう