俺は今まで幸せでした(准)

昌行 ページ13

「はっ？今なんて・・」


お願いだから・・嘘って言ってくれ。
こんなことって・・






医「・・岡田さんは、肺癌です。」

肺癌って・・なんで？何でおかだが？



長「そっれて、治るんですよね？V６続けられるんですよね？」




医「・・難しいと思います。もう・・末期のがんです。それに、岡田さんは若い。進行もかなり早いでしょう。」

ちょとまてよ・・
なにいってんだ？




健「そんな・・あとちょっとでおかだがいなくなるってこと？」

健まで・・



「なにいってんだよ！岡田ががん？んな分けねえじゃねえか！今まで、１９年も一緒にっ！！」
　


V6のグループとして、活動してきたのに・・確かに他人で、今でもあんましわからないことはあるけれど・・家族みたいなもので・・！失ってはだめな存在なのに！




医「僕だって！助けたいんです・・一つの命が、僕たちの前で静かに消えていくんです。
でも、もう間に合わない。もう少し、早くきてくれたら、助かる見込みはあったかもしれない！





すみません・・いきなり・・岡田さんには、まだ伝えていません。僕から話しましょうか？それとも・・メンバーの皆さんから話しますか？」







剛「・・自分たちで伝えます・・岡田に・・」

剛？

快「剛？なんで・・俺たちが言うの？今までの全部？っ無理に決まってんじゃねーかよ！」

そうだよ。無理に決まってる。




健「そうだよ・・もし、岡田が知ったら・・岡田のつらい顔見なきゃいけないの・・」

健が言った瞬間、普段叫ばない剛が叫んだ。


剛「・・だって！仕方ねえじゃねえか！確かに、俺たちもつらい！伝えるほうもつらいかもしれないけどなあ！今一番つらいのは岡田なんだよ！わかるか！？」



ああ。そうなんだ。今、一番つらいのは、岡田なんだ。俺たちがしっかりしなくて、誰が岡田を支えていくんだ






「先生。俺たちが、岡田に伝えます。だから・・今わかってること。全部、話してください。」

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