第40話 食後の解説〜怪物について〜 ページ42
「とても美味しかったです、ともさん。」
「ホンマ、何時でも食べてたいわぁ。」
「そう言って貰えて嬉しいですっ！」
食後の珈琲を飲みながら言う蝶滑と天音に、赤稀は嬉しそうに笑った。
碧空に無理やり食べさせられていた浮下と知快は、何とか復活していた。
「無理･･･動けん･･･。」
「ゾムさんホンマ･･･容赦ねぇ･･･。」
「あんさん等、ホンマに食べれへんなぁ。グルさん程ではないけど。」
「俺はあまり食べない主義だゾ。」
浮下と知快は腹を押さえていて、まだ動けそうにも無かった。
「ふむ･･･まだお二人は動けそうに無いですね･･･。」
「･･･あ･･･では、教えて貰いたい事が･･･。」
Aが珈琲を一口飲み終え、蝶滑に言う。
「？はい、いいですよ。私で無理ならバステンさんもいますし。」
「[自主規制]についてですかっ？」
「駄目よバステンさん！そう言う国交についてとかアウトなのは駄目！！」
明るい表情で目を輝かせる把雪に、赤稀は慌てて止める。
「あ、えっと･･･実は私、ウィザーが現世に召喚されると言う事は知っているのですが･･･。
その他の怪物については、殆ど知らないんです。
なので･･･教えていただければ･･･。」
Aは申し訳なさそうに、蝶滑と把雪に話した。
「あ、ウィザーについては詳しいけど、他は知らなかったんですね？」
「仕方ないんやない？"ゾンビ"とか"スケルトン"とか荒れた土地位でしか見らんし。」
「"クリーパー"も"エンダーマン"も知らないのかっ。」
「ぞんびに、すけるとん･･･。くりーぱー？とえんだーまん･･･？？」
聞き慣れない単語に、Aは首を傾げる。
「ゾンビは腐った人間と言った方が早いですね。
彼等は我々を襲い、満たされる事の無い食欲の為に噛み付いて来ます。
耐性の無い人は彼等の仲間となり、新たな人間を襲います。」
「･･･み、皆さんは、大丈夫なんですか･･･？」
「僕らは耐性ありますね。噛まれる前に倒すのが殆どですけど。」
蝶滑の説明に付け足す様に、与動がAに答えた。
「スケルトンは白骨人間が弓で撃ってきます。
種類によっては、動きを鈍くしてくるスケルトンもいますね。」
「骨を手に入れれば、ワンちゃんを仲間に出来る。」
そう言った騎羅は、無表情だが目を輝かせていた。
「そしてゾンビとスケルトンは朝日に弱く、日光で燃えてしまいます。」
「安全な所で朝日を待つ事もありますね。」
黒笑が笑顔で、付け足す様に話した。
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眼目夢子(プロフ) - あんですよ〜さん» ありがとうございます・・・！これから注意しながら更新していきます！！ (2021年9月9日 20時) (
レス) id: adc36b28e6 (このIDを非表示/違反報告)
あんですよ〜 - 気にせず明るくいきましょ!!ついでに☆押しときます! (2021年9月9日 20時) (レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
眼目夢子(プロフ) - ぽんさん» 申し訳ありません、確認不足でした。急いで訂正致しました。ご報告ありがとうございます。 (2021年9月9日 18時) (レス) id: adc36b28e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼目夢子 | 作成日時：2021年9月9日 17時
