第39話 大食いと少食 ページ41
レストランに来た天音達は、既に昼食を食べていた赤髪海賊団のメンバーに混ざって昼食を食べる事となった。
「グルッペンさん何食べます？」
「サラダを貰っても良いか？」
「エーミールさん、珈琲をどうぞ。」
「ありがとうございます、ソーラさん。」
「Aさんこっちおいで！一緒に食べよう！」
「ん。」
「は、はいっ。」
茶柑に手を引かれて、Aは茶柑と騎羅に挟まれて座った。
「Aさん何食べる？」
「え、えっと･･･ピザを貰ってもいいですか？」
「うん！」
「ちゃみんちゃん、コップの水足すね。」
「ありがとうクミさん！」
茶柑にピザを取って貰い、Aは手を合わせて食べ始めた。
Aは小さい口でピザの端を食べ、口をもぐもぐと動かす。
「足りなかったらいつでも言って！あたし取るから！」
「あ、ありがとうございまひゅ。」
「デザートは、ソーラが作ったプリンある。」
「うふふ。楽しみにしててね。」
騎羅の隣に座っていた花宮が、笑顔でAにそう言った。
笑顔の花宮を見て、Aは口を動かしながら頷いた。
「っあの、皆さんは普段もこんなに沢山食べるんですか･･･？」
質問するAの前のテーブルには、昨日の夕方の時と同じ位の量の料理が並べられていた。
「普段はもう少し少ないのよ？
でもともさんが『ゾムさん来るかも』って言って、沢山作ったの。」
「ゾムさんめっちゃ食べるもんね。
エーミールさんとロボロさんも食べるけど･･･。」
「あの3人、やばい。」
そう話をしている花宮と茶柑と騎羅は、何処か遠くを見ている。
Aは何故かと思い、食事風景を見てみる。
帝独は少しずつ少しずつ食べている。
太山と浮下と知快は、一般人並に食べている。
そして蝶滑と天音は･･･既に何枚も皿を積み上げていた。
「･･･皆さん、食べ始めたばかりなのに･･･？」
「人は見かけによらないは本当だって、改めて気づくよなぁ〜･･･。」
「ともさんご飯食わしてー！！！」
「ゾムさん！いいよー！」
「ちょ、ともさん待って！俺ら逃がし」
「何や！大先生達もおるやん！これならいっぱい食えるなぁ･･･！？」
「「ぎゃあああああああ！！！！！」」
1時間後、浮下と知快は撃沈していた。
碧空は嬉しそうにパクパクと余っている料理を食べ、蝶滑と天音も食べ続けている。
「･･･よく食べれますね･･･。」
「うん。ゾムさんが来そうな時は俺、大量に作る。」
Aの呟きに、赤稀は少し遠くを見てそう言った。
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眼目夢子(プロフ) - あんですよ〜さん» ありがとうございます・・・！これから注意しながら更新していきます！！ (2021年9月9日 20時) (
レス) id: adc36b28e6 (このIDを非表示/違反報告)
あんですよ〜 - 気にせず明るくいきましょ!!ついでに☆押しときます! (2021年9月9日 20時) (レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
眼目夢子(プロフ) - ぽんさん» 申し訳ありません、確認不足でした。急いで訂正致しました。ご報告ありがとうございます。 (2021年9月9日 18時) (レス) id: adc36b28e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼目夢子 | 作成日時：2021年9月9日 17時
