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第38話 レストランへ ページ40

知快の話を聞いて、Aは「そうかも知れない」と頷く。
「周りの建物が、異様に高かった様な気がします。
 各地に行っているので、何処かと混ざっているかも知れませんが・・・。」
「まぁ、今グルッペンさんが基地に連絡をしてくださってますのでっ。
 総統から直接連絡が来たので、基地の皆さんは大慌てですが。」
「グルちゃん、何を連絡してんの?」
「俺が目星を付けた場所の詳しい資料を基地から送って貰うらしいですよ。
 そこについての風景は、絵だけなんですけどね。」
「ぺいんとさん達の国だったら、写真が撮れるカメラがあるんやけどなぁ・・・。」
「シャシン・・・レントゲンですか・・・?」
「うーん、似た様なモノ。」

「もう今日は終わろ!俺腹減ったわ!!」
浮下はそう言って、煙草を取り出す。
「大先生。吸うなら外行って来い。」
「わーっとるよ、トントン。
 Aちゃんは煙草大丈夫?匂い無理?」
「い、いえ大丈夫です。自分では吸いませんけど・・・。」
「じゃあ吸ってきても大丈夫やな。ちょっと吸って来る。」
浮下はそう言って、立ち上がった。
「あ!俺もお供します!」
知快も自分の煙草を取り出して、外へ行く浮下の後を追った。
「アイツら先に片付けて行かんと全く・・・。」
天音は布の下で溜め息を吐きながら、仕方なさそうに簡単に机の上の資料を整理した。
「もう昼時やな・・・グルッペンも呼んで、ご飯食べるかぁ。」
「ともさん、レストランやっとるかな?此処で4人の、グルさんの、外の2人で・・・7人やし。」
「あー、一応行ってみるか。」
「いつもの場所におるやろ。俺呼んでくるわ。」
「おん、頼むわ。」
天音は帝独を呼びに、外へと出て行った。
「天音さんは、何処へ・・・?」
「えっと・・・どうします?今度Aさんにも紹介しますか?」
「後ででええやろ。何時でも行けるから。」
「・・・と言う事なので、今度ご紹介します。」
「は、はい。」

○●○●○

役所から出て、浮下と知快、帝独と合流して7人は赤稀と黒笑がやっているレストランへと向かった。
「すみませーん!ご飯食べさせて貰う事出来ますかー!?」
「あっ!ロボロさん達!いいですよー!!」
 レストランの中には、赤髪海賊団メンバーが集まってご飯を既に食べている所だった。
「すまない、既に食事中だったか。」
「いいんですよ!ゾムさんが来るかな〜と思って作り過ぎちゃったので!」
「ゾムさんの食害が此処まで・・・。」
蝶滑の呟きに、Aは首を傾げた。

第39話 大食いと少食→←第37話 怪物を追う組織



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眼目夢子(プロフ) - あんですよ〜さん» ありがとうございます・・・!これから注意しながら更新していきます!! (2021年9月9日 20時) (レス) id: adc36b28e6 (このIDを非表示/違反報告)
あんですよ〜 - 気にせず明るくいきましょ!!ついでに☆押しときます! (2021年9月9日 20時) (レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
眼目夢子(プロフ) - ぽんさん» 申し訳ありません、確認不足でした。急いで訂正致しました。ご報告ありがとうございます。 (2021年9月9日 18時) (レス) id: adc36b28e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:眼目夢子 | 作成日時:2021年9月9日 17時

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