皆様、私は誰かを愛していました。【白鳥沢】

博愛主義者の準備2 ページ2

川西side


別に天童さんがAの事を嫌いなったって俺には関係ない。


むしろ、万々歳。



ライバルは少ない方がいい。



だけど、俺は言ってしまった。


──俺が、天童さんと話せるようにしてやるよ。


──話せる雰囲気作りをしてやるって言ってるつーの。


俺は彼女の前で見栄を張りたかったかもしれない。



ただ単に彼女の助けになりたいと思っただけかもしれない。



どちらにせよ、自業自得。



俺は天童さんとAとの関係を修復の手伝いをしなければいけなくなった。



でも、俺も天童さんと話したかったからある意味願ったり叶ったりだと思おう。



そして、俺は″天童さんと話そう計画″略して″天話計画″を実行に移した。



″天話計画″と言っても、天童さんと話すだけだけどな。



そこは突っ込んだら負けだからな。←


∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆


授業が終わり、部活の時間となった。


俺はロードワーク中にいつ話そうか…と考えた。

途中、考えすぎて遅れたりしたしだがどうにかなった。


そして、出した結論。


ロードワーク終わり、部員達は休憩している。

俺はドリンクを飲む前に天童さんに話かける。


川「天童さん、部活が終わった後、話いいっすか？」

少しぎょっとしたが、すぐ笑顔で


天「太一くんから珍しいネー！イイヨ！」


ドリンクを飲んでいる、天童さんはokと指で輪っかを作った。




何事と早い方がいい。




話すのは今日中の方が都合いいしな。


というのが結論だ。



本音はめんどくさいと思ったからだけど



ココだけの話な？

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