皆様、私は誰かを愛していました。【白鳥沢】 (ページ1)

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博愛主義者の準備ページ1

私、Aはバレー部のマネになりました。

Ｏ(≧∇≦)Ｏｲｴｲ

でも、まだ問題があるのですよ。

さとりん先輩問題です。

…私、振ったのかな？

…多分。

合宿までにはきちんと話せるようにしなきゃな。

∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

6月某日。

あれから2週間ほどたった。

なのに私とさとりん先輩の距離は未だに縮まらず。

むしろ悪化してる。

明日のから一週間期末試験期間として部活動はお休みとなるのに。

この期間のせいで何かまた開いていきそう

私はさとりん先輩を始めとする皆様と仲良くしたいのにっ！

貴「ねぇ、太一くん。私、どうすればいい？」

川「俺、やっとその呼び方に慣れたわ。」

貴「えー照れる太一くん可愛いかったのに。」

川「可愛いとはもう言わせねぇーよ。」

私は皆様を下の名前で呼ぶというのを実行してるだけなのに、太一くんだけ照れるという現象が最近まであったのだ。

もう、慣れたと本人が言ってるので今は関係ないけど。

川「というか、何で俺に聞いてくるの？」

貴「なんとなく。」

川「なんだよ、それ。」

本当になんとなくなのだ。

賢くんとかとは違う、この同級生という距離感が心地よく感じたからなのかな。

川「一度、もう一回話したら？」

貴「そう、思って私、覚先輩に話しかけたんだよね。でも、何かあからさまに避けてくるんだよね…。」

川「それは、災難だな。」

皆様と一緒に居る時は軽く話す事は出来るのにいざ、一対一となると避けて来るのだ

私の呼ぶ声とか無視したり、他の人の所に行ったりとか…ね。

貴「私、嫌われたのかな？」

川「……それは、ないと思う。」

貴「えっ？」

川「……あんまり、言いたくねぇーけどそれはないよ。」

何が彼の確信に繋がったのかわからないけどハッキリと言う。

川「俺が、天童さんと話せるようにしてやるよ。」

貴「…どういうこと？」

川「話せる雰囲気作りをしてやるって言ってるつーの。」

おほーマジで！？

私は驚きはしたものの太一くんの提案に賛成し乗っかる事にした。

これから、何が起きるかも知らずに。