〜空に消えてしまう君と〜 からぴち なおきり

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なおきり「ぼくなおきりっていいます。」


奈緒「なおきりさんですね。
　 あなたがここまで運んでくれたんですか？」

なおきり「はい。まぁ救急車よんだだけですけどね笑笑。」

今思えばこの笑顔も今とずっと変わらないやわらかいえがおだった。


奈緒「ありがとうございます。」

なおきり「いえいえ、、
　 あの聞いちゃだめかもしれないけど、、、
　 どうして倒れたんですか？」

奈緒「あぁ、私もあまりわからないけど、多分心臓の病気のせいだと思います。
　 元々、心臓の病気を持っているので。」

なおきり「そうなんですね、

　 あっ、」
奈緒「？」

なおきり「君の名前、聞いてませんでした！！なんていうんですか！？」

奈緒「フフッ笑 わたしの名前は如月 奈緒って言います。」

なおきり「(笑った！！)」

奈緒「？ どうかしましたか？」

なおきり「いえっ！！奈緒さんって言うんですね！！いい名前ですね！！」

奈緒「ありがとうございます。」

なおきり「あっ！！看護師さん呼びますね！！」

ナースコールを押す


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看護師「あっ！起きましたか。
　 では今９時なので９：３０分に第一診察室に来てください。」

奈緒「わかりました。ありがとうございます。」

看護師「いえ。では。」

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なおきり「じゃあ僕もそろそろ帰りますね！」

奈緒「はい。どうもありがとうございました！ニコッ」

なおきり「いえ！！では！！」


心の隅で行ってほしくないという心が囁いていた。




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