第八話 ページ9
prrrr!
そこで、零の携帯が鳴った。
それと同じぐらいのタイミングで、サッカー部の監督の声がかかり…
男「じゃあな赤葦、試合があるときはまた呼ぶからな」
そういって、監督の元へ向かっていった。
赤葦「零…?」
電話が鳴っているが、零は立ったまま動かない…
木兎「大丈夫か?携帯なってるぞ??」
そこでやっと気づき、零は携帯を取り出そうとしたが…
赤葦「零、携帯落ち…!」
手が震えてしまい、携帯を持っていられない零の顔を見ると…
顔色は真っ青で、アンリさんから聞いていた通り…目が赤くなりかけていた。
(アンリ「薬の影響なのか、精神的なものなのか、感情が高ぶってしまったりすると目が赤くなるようで」)
(アンリ「その状態でいると体への負担も…」)
赤葦「…零、落ち着いて、あいつらもういないから」
零「うん…ごめん…ごめん…」
俺じゃあ…零を支えられない…ブルーロックでの零をちゃんと知らない俺じゃ…
____駅前
駅前で一人、携帯を手に持つ長身でがたいのいい男。
千切「國神ー赤葦出たー?」
國神「いや、朝早いし学校かもしれねぇ」
潔「にしても結構こっちも都会だな〜」
蜂楽「潔見てみて!この前の試合テレビでやってる!」
千切「あんまはしゃぎすぎるなよ…どうした?國神」
國神「いや…なんか胸騒ぎっつーか…」
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rai(プロフ) - ごぼうさん» 凄くうれしい誉め方をしてくださる〜〜!!ありがとうございます!がんばります! (2023年2月28日 23時) (レス) id: b2bd43b5db (このIDを非表示/違反報告)
ごぼう(プロフ) - 文字の書き方も丁寧で、すごく面白かったです。しっかりまとまっていて、読みやすかったです!!! (2023年2月28日 23時) (レス) id: 859a14089e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rai | 作成日時:2023年2月27日 18時