第七話 ページ8
＿＿梟谷学園
しばらくは安全のため一緒に登下校ということで、俺の朝練の時間に零も登校している。
勉強なり読書なり、やることはあるから零も問題ないとは言っていたが…
零「久しぶりだなぁ学校」
赤葦「サッカー部の顧問には話してあるんでしょ？やめること」
零「うん、止められたけど…療養中のこととか話したら納得はしてくれた」
赤葦「そっか、よかった」
木兎「あー！！！」
遠くから声が聞こえ…
木兎「あかーし！あとあかーしのいもーとちゃん！」
赤葦「おはようございます木兎さん、声がでかいですやめてください」
零「おはようございます、お久しぶりです」
後から梟谷メンバーも到着し…
白福「やっぱりかわいいよね〜〜」
雀田「赤葦と双子だけど確かに顔は整ってるしあんたら美男美女よね〜」
零をかわいがりまくるマネ達。
雀田「ていうか、零ちゃんさえよければマネやらない？暇なときとかでいいからさ」
木兎「いいじゃんそれ！」
木葉「若い子来るのは大歓迎〜〜」
雀田「一個差なんですけど？？」←
零「しばらくは兄さんと登下校一緒ですし、お邪魔でなければ」
木兎「やったー！！入部届出しに行こうぜー！！」
男「おい赤葦！」
零「…！」
皆が振り返ると、そこには数名の梟谷サッカー部のメンバー
零「…久しぶり」
男「久しぶりだな…テレビで見たぜ？試合」
零「そっか、ありがとう」
男「すげぇよな〜！俺らお前とサッカーしてたと思うと誇らしいわ！」
にこやかな感じで絡んでくるが…零の表情はそうではなかった。
零「でも、私はもうここのサッカー部は…」
男「あぁいいんだよ、忙しいもんな〜！でもさ…」
男「大事な試合とかの時だけ出てくれよ、そんでうちのチームのために点かせいでくれよ」
零「え？」
男「お前がいれば俺ら動かなくてもいい感じだしｗｗそれで勝てて全国とかもいってさ〜」
男「そうすれば俺ら楽して内申点も稼げるじゃん？」
いろいろ言い続け、木兎達でもそれがおかしいことはすぐに分かった。
男「だから部活やめるってより幽霊部員でいいじゃん？なぁ」
零の肩をつかみ、何度もそう言い続けた。
零「わ…たしは…」
また…目の前がぐちゃぐちゃになる…赤くなる…
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rai(プロフ) - ごぼうさん» 凄くうれしい誉め方をしてくださる〜〜！！ありがとうございます！がんばります！ (2023年2月28日 23時) (
レス) id: b2bd43b5db (このIDを非表示/違反報告)
ごぼう(プロフ) - 文字の書き方も丁寧で、すごく面白かったです。しっかりまとまっていて、読みやすかったです！！！ (2023年2月28日 23時) (レス) id: 859a14089e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rai | 作成日時：2023年2月27日 18時
