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第三話 ページ4

__赤葦家



赤葦「、、、。」



零は、双子の妹だ。



あまり似てないし、性格も全然。



だけど、仲は良かった。



お互い違うスポーツに打ち込んでいて、楽しくやっていた。



だけど中学時代…零がボロボロで帰ってくることが多くなった。




そのころから、零は笑わなくなっていった。



赤葦「零、どうしたの?最近ケガも多いし…」



零「…練習が大変なだけだよ、男子に混ざってやってるから仕方ないよ」



そうは言っていたが、とてもそれだけでは説明がつかなかった。



そしていつしか…



零「ねぇ兄さん、兄さんはチームでどういう人を必要だと思う?」



赤葦「え?」



零「点を取れるとか…そういうのだけじゃなくてほかのことで」



今思えば、あの時零は俺に求めていたのだろう。



自身を認めてくれるような、そんな発言を



だけど俺は…



赤葦「サッカーだったら…みんなに貢献できるような人じゃない?」




それが、零をどん底に叩き落す発言と同じだということに気づかず。



零「…そっか、わかった」




零を、傷つけていたんだ。



ピンポーンッ



赤葦「!」



チャイムが鳴り、急いで玄関へ向かい扉を開けると…



零「…あ、兄さ((零!!」



零を抱きしめ…



赤葦「おかえり…零ごめん…俺零にひどいこと言った…零を助けてやれなかった…」




零「…?兄さん、なんでそんなに謝るの…?何もしてないのに…」



赤葦「いやした…お前が助けを求めてたのに…俺…」



零「…良いよ別に、大丈夫だから」




赤葦「零…」




アンリ「貴方が赤葦さんのお兄さんですか?私は日本サッカー連合の帝襟アンリと申します」



アンリ「零さんのことで、少しお話よろしいですか?」

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rai(プロフ) - ごぼうさん» 凄くうれしい誉め方をしてくださる〜〜!!ありがとうございます!がんばります! (2023年2月28日 23時) (レス) id: b2bd43b5db (このIDを非表示/違反報告)
ごぼう(プロフ) - 文字の書き方も丁寧で、すごく面白かったです。しっかりまとまっていて、読みやすかったです!!! (2023年2月28日 23時) (レス) id: 859a14089e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rai | 作成日時:2023年2月27日 18時

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