鬼退治、始めようか【HQ×鬼滅の刃】 (ページ12)

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１２話：考え方ページ12

昔から、鬼殺隊の家系というだけで怖がられてばかりだった。

「あの子に関わったら斬られてしまう」

「恐ろしい子だ、、鬼とはいえ人の姿をしていても躊躇なく斬る」

「本当に子どもなのか、、？」

「実は鬼なんじゃないのか、あいつこそ」

そう多くの人間から言われるのには、慣れていた。

考えても仕方ない、シズを戻すためには、、

鬼殺隊の隊士として、毎日のように鬼を斬り続けなければならないのだから

＿＿＿＿

氷雨「、、今日の夜新たな指令来るんじゃない？」

雫「じゃあここに来るのも今日で最後か」

雫「俺は結構楽しめたけど、ヒサは？」

氷雨「楽しいとかは別に」

大人たちに任された面倒な仕事こなすだけの毎日に、楽しさなんてあるわけがない。

及川「あ！いたいた氷雨ちゃん！」

氷雨「あぁ、クソ川さん」

及川「及川だよ！」

雫「どうしたんすか？」

岩泉「お前らが今日で最後って聞いたからな、、ちゃんとお礼言いに来た」

氷雨「え」

国見「助けてくれてありがとう、あとマネ引き受けてくれてありがと」

金田一「本当に助かったんだぜ？」

松川「また近く来たら遊びに来いよ」

花巻「次はバレーするか？」

ケラケラと笑う先輩たち、、

雫「、、ヒサ」

氷雨「、、うん、この人たち変わってるよね、京治みたい」

氷雨「それじゃあ、また近くで仕事があったら来ます、、それまで鬼に襲われないようこれ」

及川「これって、、藤の花だっけ？」

雫「それは普通に売ってる藤の花以上に効果がある物です、俺とヒサで作りました」

雫「それがあれば、この前みたいに襲われたりはしないと思いますけどいずれ効果も切れるので」

氷雨「それじゃあ、１日でも長く生きてくださいね」

及川「氷雨ちゃん達も！危険な仕事だけど、、頑張って！」

氷雨・雫「、、はい」