４話 ページ5
＿＿会議室
再び呼ばれた会議室では、菊地原も在籍していた。
遊真「なんでまた？近界のことならもう話したけど、、」
鬼怒田「今日はそこにいる工藤千鶴についてだ」
修「工藤の、、？」
千鶴「、、、。」
迅「そ、千鶴はさ、、近界に連れていかれたうちの一人なんだよ」
修「え？」
遊真「へぇ、自力で帰ってきたの？」
千鶴「そうだよ、結構苦労したけど」
鬼怒田「まだ信用はしておらん！確認したところ国籍なども残っていないしな！」
根付「万が一そうだとしても、自力で帰ってくる可能性はかなり低いでしょうしねぇ？」
遊真「つまり？」
千鶴「信用されてないってこと、まぁ気持ちは分かるけどさ」
迅「だからそれら含めて証明するために遊真を呼んだってことだ」
遊真「千鶴の家族ってこっちにいるんじゃないの？」
千鶴「全員所在が分からないから、証明できる人がいないんだ」
修「え、、一体いつから、、」
千鶴「１０年以上前なのは覚えてるけど、それ以上は忘れた」
鬼怒田「忘れただとぉ？」
忍田「まぁ待って下さい、そんな一方的に攻めるようなことは、、」
鬼怒田「信用できん！」
根付「そもそもどうやってこちら側に戻ってきたのかね？君を攫った国が黙っているとは、、」
千鶴「あぁ、確かに追われましたよ？途中までは」
修「途中まで、、？」
千鶴「潰したんだ、遠征艇ごと」
「「「！？」」」
菊地原「、、ほんとっぽいですね」
遊真「嘘はついてないよ」
城戸「、、では、君を攫った国の名前は？」
千鶴「僕がいた国の名前は、、”時の国 クロノジウム”」
レプリカ「クロノジウムだと？」
遊真「、、やっぱあそこか」
林道「知ってんのか？」
遊真「近界の中でも、とくにやばいとこだよ」
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作者名：rai | 作成日時：2021年8月13日 19時
